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Take a Risk:林岳彦の研究メモ

自らの研究に関連するエトセトラについてのメモ的ブログです。主にリスク学と統計学を扱っています。

プレゼン作成のためのフリー写真素材の入手に関するメモ

プレゼンテーションzenスタイルのプレゼン資料を作成しようとする際に困ることのひとつは、なかなか良いロイアリティフリー*1の写真素材が得られないことですよね。

今回はそのあたりについてちょっと調べてみたのでメモしておきます*2

プレゼンテーションzen

プレゼンテーションzen

  • 作者: Garr Reynolds,ガー・レイノルズ,熊谷小百合
  • 出版社/メーカー: ピアソン桐原
  • 発売日: 2009/09/04
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • 購入: 51人 クリック: 927回
  • この商品を含むブログ (188件) を見る

結論1:iStockphotoは高すぎるので却下

プレゼンテーションzenの本の中でオススメされているのはiShockphotoです。ここは収録枚数も多く、検索の使い勝手も抜群なようで、内容的にはかなり良いようです。

iStockphoto

しかし問題は価格です。サイトを見ると:

iStockphotoの価格

いちばん安い価格帯では12クレジット/約1800円となっており、Mサイズの写真一枚が3クレジットなので単純換算すると約450円/枚となります。これでは少なくとも私には高すぎて手が出せません。

結論2:everystockphotoが良さそう

ほかの無料ベースのサイトを幾つか見たところ、試した中ではeverystockphotoの使い勝手がいちばん良さそうでした。ので、私は当面はここを利用しています。

everystockphoto - searching free photos

everystockphoto自体のサイト上には写真はなく、flickerのような色々な写真系サイト上のクリエイティブ・コモンズ(後述)系の写真を「サイト横断的」に検索して表示しているようです。


ちょっと検索してみた感じでは検索性も良い感じです。検索結果の少なからぬ部分がflicker上の写真だったりするので、最初からflickerで検索すれば良いのではという気もしますが、検索の使用感がeveryshockphotoのほうがずっと良いので、画像を探す際にはeverystockphotoのほうが良さそうです。

考察:著作権的にはどうなの?

everystockphoto上ででてくる写真の多くがクリエイティブ・コモンズ・ライセンスのもとで管理されているようです。

クリエイティブ・コモンズとは、著作物について(幾つかの条件付きでの)自由な二次利用を認める形での流通を許容しようという考え方です。いわゆる著作権的なものをガチガチではなくゆるーく適用することにより、コンテンツのオーガニックなエコシステムが形成されるのを促進しようぜ!というような考え方ですが(たぶん)、詳しくは以下のサイトを参照してみてください。

クリエイティブ・コモンズ - Wikipedia
ホーム - クリエイティブ・コモンズ・ジャパン


実務的には、上記のeverystockphotoで見つかる写真素材の多くはクリエイティブ・コモンズの"Attribution"ライセンスになっているようです。なので以下では、"Attribution"ライセンスの写真を使う際にはどう記載すれば良いのかを考察してみます。因みに、日本語では"Attribution"は「表示」という訳語になっているようです。


Attributionライセンスは基本的には著作者の情報をちゃんと明記しさえすれば二次利用OK」ということのようです("表示"ライセンスの説明)。では具体的にはどのようにそれらの情報を書けば良いのでしょうか?

FAQサイトを見てみると:
Frequently Asked Questions - CC Wiki

How do I properly attribute a Creative Commons licensed work?


All current CC licenses require that you attribute the original author(s). If the copyright holder has not specified any particular way to attribute them, this does not mean that you do not have to give attribution. It simply means that you will have to give attribution to the best of your ability with the information you do have. Generally speaking, this implies five things:

  • If the work itself contains any copyright notices placed there by the copyright holder, you must leave those notices intact, or reproduce them in a way that is reasonable to the medium in which you are re-publishing the work.
  • Cite the author's name, screen name, user identification, etc. If you are publishing on the Internet, it is nice to link that name to the person's profile page, if such a page exists.
  • Cite the work's title or name, if such a thing exists. If you are publishing on the Internet, it is nice to link the name or title directly to the original work.
  • Cite the specific CC license the work is under. If you are publishing on the Internet, it is nice if the license citation links to the license on the CC website.
  • If you are making a derivative work or adaptation, in addition to the above, you need to identify that your work is a derivative work i.e., “This is a Finnish translation of the [original work] by [author].” or “Screenplay based on [original work] by [author].”

In the case where a copyright holder does choose to specify the manner of attribution, in addition to the requirement of leaving intact existing copyright notices, they are only able to require certain things. Namely:

  • They may require that you attribute the work to a certain name, pseudonym or even an organization of some sort.
  • They may require you to associate/provide a certain URL (web address) for the work.

If you are interested to see what an actual license ("legalcode") has to say about attribution, you can use the CC Attribution 3.0 Unported license as an example. Please note that this is only an example, and you should always read the appropriate section of the specific license in question ... usually, but perhaps not always, section 4(b) or 4(c):

いろいろ書いてありますが、どうやら基本的には

の記述があれば良さそうです(たぶん)*3

事例の検討:例えばこんな感じでOKですかね?

では事例検討してみましょう。以下の写真はeverystockphotoで検索&入手したグッピーの写真です。とても良いかんじですね。



以上の画像のflicker上のリンクは以下です:

Guppy 10-16-2006 10-50-08 PM | Flickr - Photo Sharing!


この写真ライセンスは"Attribution"なので*4、引用する際にはおそらくこんな感じのことを添えておけば良いかと思われます*5

(C) Judhi Prasetyo (2006) "Guppy 10-16-2006 10-50-08 PM", http://www.flickr.com/photos/best/281338027/, http://creativecommons.org/licenses/by/2.0/deed.en.

ちょっと論文ふうの引用ですが。

まとめ:間違いや改善点などありましたらご指摘ください

というわけで、フリー写真素材の入手についてまとめてみました。

最後のほうのクリエイティブ・コモンズに関する部分はかなりアヤシイかもしれないので、もし間違いや改善点などありましたらご指摘いただければ幸いです。


何卒よろしくお願いいたします。

関連図書

プレゼンテーションzen

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  • 作者: Garr Reynolds,ガー・レイノルズ,熊谷小百合
  • 出版社/メーカー: ピアソン桐原
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プレゼンテーションzenデザイン

プレゼンテーションzenデザイン

*1:著作権上の問題がなく二次利用可能

*2:情報はあくまで2010年9月13日現在のものです

*3:まあ基本ケースバイケースの部分もあるでそのつど確認してくださいね

*4:flicker上で写真を右クリックするとライセンス条件が見れる

*5:もし違っていたらコメントいただけますと幸いです>識者さま方