Take a Risk:林岳彦の研究メモ

自らの研究に関連するエトセトラについてのメモ的ブログです。主にリスク学と統計学を扱っています。

不毛な混乱を減らす:.docxではなくデフォルトで.docで保存にしておこう

さまざまな方々と共同で文書を作成しているとファイルの互換性の問題に悩まされます。特に、最近はOffice 2007以降で導入された".docx形式"と従来の".doc形式"による混乱に悩まされることが多いです。

そのような混乱を減らすためには、そもそもデフォルトで".doc形式"で保存されるように設定しておくと良いでしょう*1

設定の仕方はマック(例:Word 2008)だと:

画面最上部のメニューの"Word"->"環境設定"->"保存"->"標準のファイル保存形式:Word 97-2004文書(.doc)"

PC(例:Word 2007 @ WinXP)だと:

ウインドウ左上のオフィスマーク->"Wordのオプション(I)"を選択->"保存"->"標準のファイル保存形式:Word 97-2003文書(.doc)"

になります。

Powerpoint、Excelにおける設定も基本的に同様です。

「.docxが開けません!」というやりとりはお互いにとって単なる時間の浪費ですよね。デフォルトで".doc"にしておくのは、迅速かつ円滑な業務の遂行のための、ささやかですが役に立つ知恵かと思います。


*ちなみにWord 2003などで".docx"を開くための方法は以下:
Microsoft Office 互換機能パックをインストールして、Office Open XML 形式を以前のバージョンの Microsoft Office で開いたり保存したりできるようにする方法

*1:デフォルトでそうしておかないとついつい忘れちゃう