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Take a Risk:林岳彦の研究メモ

自らの研究に関連するエトセトラについてのメモ的ブログです。主にリスク学と統計学を扱っています。

あの娘ぼくがiPadでプレゼンしたらどんな顔するだろう

今年も生きてるよ!明けましておめでとうございます。みなさま年末年始はどう過ごされましたでしょうか?*1


今日はエア後輩およびプレゼン倦怠期*2のみなさまに向けて、「iPadを用いたプレゼン」について書いていこうと思います。


さいきん私は、なるべくiPadを用いてプレゼンテーションを行なっています。

その理由は、「仕事にも使うから」という理由で妻にiPadを買うのを許可してもらったので、無理をしてでも仕事のどこかでiPadを使う必要があるからです。

はい。でも、いや、それだけではなく、iPadを用いたプレゼンには実際に幾つかの大きなメリットがあるので、つらつらと書いていきたいと思います。

メリット(1)スライドを拡大できる

まず第一のメリットは「スライドを拡大できる」という点です。

例えば、こんなスライドのとき:


上図の部分をこんなかんじに拡大(ピンチアウト)すると:


その図表の詳細について、スライドを変えぬまま話の流れを切らずに紹介していくことができます。

また、拡大できることにより図表のフォントサイズの制限が少なくなるので、例えば論文PDFを図表そのままコピペしても何とかなる場合も多く*3、プレゼン資料作成の手間を一部省力化することもできます*4

メリット(2)スライドにリアルタイムで書き込みできる

第二の大きなメリットは、スライドにリアルタイムで書き込みできることです(注:書き込み対応のアプリが必要)。

これは、例えば上記の拡大した図に:


のような注釈をプレゼンの最中にリアルタイムで書き込むことができます。


この「リアルタイムで書き込みできること」のメリットは、何といっても「プレゼンにライブ感が出る」ことだと思います。

聞き手の立場になってみると、プレゼンを聞いてると基本的になぜか突然ものすごく眠くなりますよね?

そのような聴衆を襲う睡魔を追い払うために有効なのは、プレゼンにできるだけ「ライブ感」を出すことだと思うのですが、「リアルタイム書き込み」はその「ライブ感」の演出として一定の効果があると思います。

(また、講義・講習などのときには、スカスカ気味のスライド資料を用意/配布して、話をしながら順次内容を書き込んでいくのも良いかと思います。最初からびっちり内容が詰まった配布資料を渡されると、つい配布資料を得た時点でなんだか満足してしまうというのが人のサガですよね)

メリット(3)ドヤ顔できる

第三のメリットは、「ドヤ顔」できることです。

今ならまだ、iPadを用いたリアルタイム書き込み」スタイルのプレゼンをする人は少ないので、このプレゼンスタイルを用いることにより周りの人に向けてドヤ顔することができます。

はい。できればこんなかんじでドヤ顔しましょう:





はい。


で、この「iPadを使ったリアルタイム書き込み」スタイルのプレゼンにはもちろんデメリットもあります

デメリット(1)もしプロジェクターにiPadが繋がらなかったら大ピンチ!

いちばん怖いのは、いざ本番となったときに「プロジェクターとiPadの相性が悪くてつながりません」となることです。

個人的には今までそういう事態になったことはありませんが、こうなる可能性はいつでもあるかと思います。もしあらかじめ動作確認ができる環境であるならば、プロジェクターとの相性は事前に確かめておきましょう

プレゼンを行う場所が出先の場合には、念のため、「iPadでのリアルタイム書き込み」ができない口頭のみの説明(PCでの説明)でもそれなりに成立するようなプレゼンの様式にしておきましょう。

デメリット(2)コネクタが抜けやすい

細かいところですが、iPadとDVIなどを繋げるケーブルは抜けやすいので、注意しましょう。

iPadを手に持ってプレゼンするのはやめたほうがいいかもです。

デメリット(3)盲点:字の下手さがバレる

あと、意外な盲点として、スライドにリアルタイムで字の書き込みをすると、字の下手さがみんなにバレてしまいます

なので、字が下手な人は、あらかじめ「まだiPadスタイラスの精度が悪いなぁ。。ちゃんと字を書いてるのに認識しくれないよぅ。。。」とプレゼンの最初のほうで独り言を呟いておくと効果的でしょう。


はい。

実はここからが本題:アプリとペンの選択について(2013年初頭版)

ということで、iPadでリアルタイム書き込みスタイルのプレゼンする際に悩ましいのは、プレゼンの際に使うiPadアプリとスタイラスペンの選択です。

私はいつもプレゼン資料のファイル自体はKeynoteかパワーポイントで作り、本番はそのファイルをPDFに書き出しして使っています*5。そのようなケースでは、プレゼンの際のiPadアプリに必要な要件は:

  1. PDFがキビキビ読めて、さらにスタイラスペンで快適に書き込みできる
  2. 動作が安定している(プレゼン途中でクラッシュしたらかなわん)
  3. 外部プロジェクターへ画面を映すことができる

の3つとなります。

現在のところ、この要件を満たすアプリの私のファーストチョイスはiPadの定番ソフトであるGood Readerです。

ASCII.jp:何でも見られる神ビューアー「GoodReader」を徹底解説 (1/4)|柳谷智宣の「神アプリの説明書」
iTunes の App Store で配信中の iPhone、iPod touch、iPad 用 GoodReader for iPad

なんといっても、アプリの安定感・PDF表示の速さ・取り回しの良さ*6などはさすがiPadにおける定番ソフトだと思います。ペン入力の反応も悪くありません(アップデートにより以前と比べても良くなっている気がする)。


ちなみに現在使っているスタイラスペンはこちらです:

iPad/iPhone用スタイラスペン(タッチペン) Su-Pen P170M-CLB (ブラック)

iPad/iPhone用スタイラスペン(タッチペン) Su-Pen P170M-CLB (ブラック)

ちょっとお高いですが、かなり書き味は良いです*7


そんなかんじが現時点での私のオススメです。

はい。


というわけで、みなさまも「iPadを用いたリアルタイム書き込み」スタイルのプレゼンにぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか? (ていうかやってみるとプレゼンしていて意外と楽しいですから!)


【もし他にもオススメのアプリやペンなどがありましたら、いろいろブクマコメントなどをいただけましたら幸いです】


それでは、今年もよろしくお願いいたします。





(*ちなみに本エントリーの標題の件につきましては、"あの娘"がアラフォー以上だと「OHPみたいで懐かしいね!」という反応が返ってくることが多いです。。。)

*1:私は録り貯めていた「[http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%AC%E3%83%AD%E2%98%86%E6%9C%AA%E7%A2%BA%E8%AA%8D%E5%B0%91%E5%A5%B3:title=ウレロ未完成少女]」とhuluで見れる「ウレロ未確認少女」を見て過ごしました。面白すぎて最高すぎ、そして早見あかりの青春ゆえの輝きが眩しすぎの年末年始でした

*2:プレゼンのスタイルがすっかりマンネリ化してしまい、日々のプレゼン作成において新鮮味や楽しさが感じられず、ただただ「義務と演技」でプレゼンをこなすようになっている状態のこと

*3:論文ゼミのように相手も同じ資料を持っている場合には、むしろPDFからそのままコピペの方がコミュニケーションが捗ることもある

*4:もちろんその省力化がOKかどうかはプレゼンのTPOにもよります

*5:「プリント」からPDF書き出しをすると周りに若干の余白ができてGoodReaderのツールバーと被らないので捗る

*6:複数の資料を切り替えながら見せたいときに、異なるファイルをタブ切り替えできるのはかなり便利

*7:そもそも書き味優先ならば、アプリに[https://product.metamoji.com/ja/anytime/:title=Note Anytime]を使うというのも候補に入るかもしれませんが、少なくとも私のiPad(第三世代)で試してみた限りでは、PDFの表示が遅いのでプレゼン用としてはちょっとまだ難があると思います。ただ、「PDFに書き込みできるアプリ」としてはかなり快適なので、論文を読むときには現在私はNote AnytimeとSu-penの組み合わせでやっています