Take a Risk:林岳彦の研究メモ

自らの研究に関連するエトセトラについてのメモ的ブログです。主にリスク学と統計学を扱っています。

Web依存症の特効薬/緩和薬:Website Blocker for Google Chrome

いつも思うのですが、なぜヒトの意志の強さはもっと進化しなかったのでしょうか。

人生において何かをなしとげようと思うならば、おそらく意志の強さというものは必須であり、意志の弱い個体よりも意志の強い個体のほうが明らかに適応度は高そうです。

それなのに、なぜヒトの意志の強さはもっと進化しなかったのでしょうか。
まったく神様というものはイケズです。


神様のイケズさはともかく、意思の弱さと言えば、目の前の研究に取り掛かるべきときに、目下のタスクとは関係ないウェブサイト*1をついつい長い間見てしまうことってありますよね。

そんな状況を制限するために、私はさいきんGoogle Chromeの機能拡張であるWebsite Blockerを使っています*2

Chrome Web Store - Website Blocker (Beta)

できることは「特定のサイトを特定の時間だけ見れなくする」ことです。

例えば"input"の欄に

www.yahoo.co.jp 7:00-17:00

と入力すると、7:00-17:00のあいだはwww.yahoo.co.jpが見られなくなります。

これが意外と使い勝手が良く*3、web依存症の特効薬(あるいは緩和薬)になるかもしれません。


考えてみれば、私は今までの人生のかなりの時間をWeb依存症で無駄にしてきたような気がします*4。Webに費やす時間をもっと減らすことができていたら、私は今頃もっとリア充な人生*5を送っていたはずだったのです。

私の人生はこのままでいいのでしょうか。このままで良いわけがありません。人生は一度しかありません。人生に「もしも」はありません。人生にタイムマシンはないのです。ドラえもんもいません。サンタクロースもいなければ、ジョン・トラボルタもいないのです。

自分の問題は、自分の意志で解決するしかないのですが、往々にしてヒトというものは意志が弱いので困りますよね。

というわけで、意志の弱い方にはGoogle ChromeのWebsite Blockerをいちど試してみるのをオススメいたします。

*1:研究とビミョウに関連するサイトが特にキケン

*2:私はメイン環境ではMacでGoogle Chromeを使ってます。

*3:正規表現も使える/OnOffの切り替えも簡単など

*4:特に院生時代

*5:iwskくんみたいな