たまたま検索で引っかかった論文なのですが、読んでみたらちょっと興味深かったのでメモ。
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安藤寿康 (2006)「構造モデリングの光と影」パーソナリティ研究 : Vol. 15 , No. 1 pp.120-123. http://www.jstage.jst.go.jp/article/personality/15/1/15_120/_article/-char/ja/
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ちょこっと断片的に引用:
...その目から見ると,新しい行動遺伝学は,サンプル数こそ何千,何万組と膨大であるが,ひたすら遺伝率何パーセントを羅列するだけで,統合的なグランドセオリーの構築には結びつかないものと受け止められたのだろう。...
...「いくらたくさん双子を集めても,結局得られるのは遺伝率という記述統計量だけです。何か検証しようとする知能やパーソナリティの理論のようなものはないのでしょうか」。すると彼は応えた。「理論だって?これが理論さ」そういって示したのが,構造方程式モデリング(SEM) のパス図であった。...
詳しくは本文をぜひ。(上記のリンク先から無料でダウンロードできます)
生態学者にとっては、マクロエコロジーの話と重ねあわせて読むとちょっと趣き深いかも。
関連書籍
心はどのように遺伝するか―双生児が語る新しい遺伝観 (ブルーバックス)
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