みなさまは、ちょっとした図の作成やグラフ上の表記の編集などは何を使っていますでしょうか? 今回は私の愛するマック用ドローソフトである「オムニグラフ」について書きたいと思います。
わたしの竹馬の友:オムニグラフ
私は、お絵かきにはいつもオムニグラフというソフトを使っています。
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ASCII.jp:こだわりグラフを手軽に作ろう! オムニグラフ 5 (1/2)
オムニグラフの素材のライブラリー
私はこのソフトをあらゆる局面でかなり愛用していまして、ここ10年くらい論文の執筆において使っているソフトは、ほぼMS WordとRとオムニグラフだけです。ちなみに学会のポスターもオムニグラフで作成しています。
このブログでときおり示す図もほとんどオムニグラフでちゃちゃっと描いたものです。
過不足ないスペックでイラストレーターより格段に安い
「ふつうにイラストレーターを使えばいいんじゃないの?」というマリー・アントワネット的な感想をもつ方々もいるかもしれませんが、イラストレーターはしばしば高価すぎるというのが難点です。
私自身はオムニグラフで常に幸せだったので、イラストレーターを使ったことは殆んどないのですが、通常の論文書きにおいてオムニグラフでスペックが足りずに困ったことはありません。特に、さいきんのオムニグラフのバージョンではペジェ曲線なども扱えるようになっており、ソフト自身もかなり進化してきている印象があります。
また、画像の素材のファイル形式の違いに対する包容力が高いのも良いところです。ファイル形式の余り違いを意識せずにコピー&ペーストで全てを受け入れてくれるのは助かります。
おそらく殆んどの研究者にとってはイラストレーターはオーバースペックだと推測されるので、研究業にとってはオムニグラフくらいが価格とスペックを考えるとベストバランスかもしれないと思うこともあります。
オムニグラフはいい塩梅
というわけでオムニグラフは個人的にはとても気に入っているのですが、さいきんはちょっとした図の編集ならキーノートでも良いのかなあ?という気もしています。また、オムニグラフも使っていてちょっとイライラするときもないわけではない*1ので、まず試用版を使ってみるのがオススメです。
オムニグラフ、研究業にとっては案外いい塩梅のソフトではないかと思います。
*1:勝手に矢印をポイントに繋がれてしまうなど/ヒント:"option"を押しながら動かすとポイントに勝手に繋がれなくなる