こんばんは。みなさまお元気でしょうか。私は今夜もずうっと雑用です。もう嫌だ。
さて。
今日は、昨年11月に行われた日本リスク学会の若手ワークショップの報告・資料のメモをしておきたいと思います。
若手による次の時代のリスク評価を考えるワークショップ −ポスト3.11.のリスクガバナンスの失敗学−
本ワークショップの概要をざっくり説明すると、われわれリスク学クラスターの観点から「なぜわれわれは3.11以降のリスクガバナンスに失敗したのだろう」という問題について自問自答した内容になっております。(とは言っても私はこのワークショップには都合が合わず参加できなかったのですが)
本ワークショップを通じての通奏低音は、311以降のリスクガバナンスの失敗におけるひとつの核心としての「日本における規制科学の不在」の問題であり、「規制科学」に関するエトセトラについてきちんと説明してこなかったわれわれリスク学クラスターの役立たずさであります。
もちろんわれわれはその状況をなんとかしたい、と思っており、上記の若手ワークショップはその第一歩とも言えるものであると考えています。