Take a Risk:林岳彦の研究メモ

自らの研究に関連するエトセトラについてのメモ的ブログです。主にリスク学と統計学を扱っています。

さよなら紙:ScanSnapで全てをPDFに

論文・雑誌・講演要旨集・書籍・その他事務書類などにまみれて生きねばならぬ研究稼業においては、紙書類を全てをPDF化してしまいたいという欲望にかられることもありますよね。

私も現在ペーパーレス/PDF化を進めているところです。大きなメリットはやはり検索性・携帯性*1・省スペースといったところでしょうか。特に検索性に関してはOCR機能とマックのspotlight検索などを絡めると無敵かもと思わされます。


とりあえず和文誌や学会要旨集はこんな感じに整理中です。

気になるのは容量ですが、薄めの学会誌なら数MBくらいに収まります*2。だいたい「一冊のPDF=一曲のmp3」くらいのイメージですかね。もうテラバイトの時代なので、テキストベースの書類の取り込みでは容量が問題になることはあまりないかと思われます。


私の使っているドキュメントスキャナーはこれ。いわゆるド定番。Mac版ならAdobe Acrobat Proも同梱というお得ぶり*3

FUJITSU ScanSnap S1500M FI-S1500M (Macモデル)

FUJITSU ScanSnap S1500M FI-S1500M (Macモデル)


使っている裁断機はこれです。いわゆるド定番。値段が高いが使い心地はもはや「すがすがしい」という感じ。

プラス 断裁機 裁断幅A4 PK-513L 26-106

プラス 断裁機 裁断幅A4 PK-513L 26-106


書籍などの解体・スキャン法に関しては以下のサイトがオススメです。

「電子書籍「自炊」完全マニュアル」最新記事一覧 - ITmedia Keywords

「書類を横置きでスキャン」というのは確かに格段に効率あがります。横置きオススメです*4


*ちなみに自分はScapSnapの英語論文の読み込み設定は「ファイン・白黒・両面・全ページを検索可能なPDFにする(英語)・文字列の傾きを自動的に補正しない」にしています。スーパーファインで読み込み→Acrobat Proで最適化も良いかと思います*5

*1:文庫・新書サイズの書類ならiPhoneでもけっこうふつうに読めます

*2:Acrobat Proで最適化済みの場合

*3:マックならプレヴューで大体OKなのですが、やっぱりAcobat Proもあるとなにかと便利

*4:マックならプレヴューで簡単に向きを直せる。奇数ページと偶数ページで向きが変わってしまう場合にはページ一覧を2列表示にして一列ずつ向きを直せます

*5:Acrobat Proによる「PDFの最適化」はファイルサイズの削減にけっこう効くので重宝しています