Take a Risk:林岳彦の研究メモ

自らの研究に関連するエトセトラについてのメモ的ブログです。主にリスク学と統計学を扱っています。

確率概念の分類を描いてみた

SYNODOSのメルマガ(Vol. 70)の矢野浩一さんの記事に触発されて、今回は私の世界観における確率概念の(認知)分類を描いてみました。

主観確率・頻度主義的確率・ベイズ確率などの語句の説明はWikipediaが参考になるかと思います。

客観的確率ですか? みんなの言う「客観的」っていうのは、実際のところ「間主観的」であるにすぎないと考えています。

なのでそもそも「客観的リスク評価」なんてものはなく、リスク評価の「間主観性」をどうガバナンスするのか、というところが重要となるのだと考えています。(それこそ例えば、共同事実確認などによって)

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実践!交渉学 いかに合意形成を図るか (ちくま新書)

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